※追記:19卒の電通エントリーシート(ES)についてはコチラ

後輩の就活の相談を受けていて、今時の企業のエントリーシート(ES)を
見る機会が結構あります。エントリーシート(ES)って、それぞれの
企業の特色が色濃く出ていて、凄く面白いなと思うんです。
で、書く時の考え方としては、普通の学力試験と同じで
出題者の意図を組んで取り組むに尽きるんだと思います。
ですが、普通の学力試験と決定的に異なるのは、
出題者の意図というのが、自分で取材しないとわからない、
ということにあります。取材=OB訪問やデスクトップリサーチですね。

この企業はこういう会社なんだな。
だとすると自分がしたいことはこうだから、
この企業で働いてみるのが楽しいかも!
というようなことは、取材しないとわからないんですよね。

私は色んな会社に友人が多いので、何となくのアドバイスは可能です。
もちろん、その会社の人に聞きまくるのが一番良いとは思います。
今回は、19卒向け松竹インターンシップのエントリーシート(ES)を
見て欲しいという依頼があったので、見てみました。
面白かったです。ということで、あくまで想像に過ぎないんですが、
出題者の意図を考えてみたいと思います。

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●参加を希望される理由はなんですか。
 また、インターン中にやりたいこと、実現したいことを教えてください。

これは、松竹に限らず、どの企業でも聞かれることですよね。
でも、企業の数だけ意図があり、受験者の数だけ答えがあります。

この設問の考え方は、

・松竹のどこに惹かれて、
・自分は○○な人間だから、
・松竹で△△をしたい

という3つの要素は最低限クリアしないといけないと考えます。
特に最初の松竹のどこに惹かれたか、というのは
相当精緻に取材しないと出てこないと思います。
松竹のホームページには企業理念や社長メッセージがあるので
それは参考にはなります。ただ、本来であれば、
トップが様々なメディアで受けているインタビューとか、
会社として物作りに関わるスタンスとか、そういう奥の部分まで
見えていないと、なかなか上手くは書けない設問です。

個人的には、松竹はもちろん歌舞伎という日本文化を
国内外に発信し、継承していくことは当然やってるんですが、
映画コンテンツや芸能事務所も持っていること、
社長インタビューなどを踏まえれば、
「血の通った人間を描く」「身につまされる」「応援歌になる作品」
といった、伝統や格式の中にも見いだされる温かみのようなものが
凄く感じられる作風だなぁ、なんて思うのです。
そのあたりまで辿り着けば、書きやすくなるんじゃないでしょうか。

●あなたの人生の夢を教えてください。
 また、それを実現させるまでのプランを自由に表現してください。

基本的には、大いに夢を語れば良いんだと思います。
ただ、人に夢や希望を与えるコンテンツを作る松竹が
この設問を問うというところは、ミソかなぁ、なんて感じます。

特に、夢を実現するプランについては、物作りに相応しい人材か、
つまり、論理的かつクリエイティブなステップで
プランニングができているか、というところまで見られるかと。

夢を実現するために決定的な課題は何かを論理的に炙り出し、
その課題をクリアするためにどうクリエイティブにアプローチするのか。
しっかり自分の素養をアピールしたいところですね。

●あなたを熱くさせる3つのモノ・コトと、それぞれについて
 なぜ熱くなるのか理由を語ってください。

これも、自由に書けば良いんだと思います。
ただ、人間を描く松竹ですので、受験者の人間臭さを
見ているのかなぁと裏を読みたくなったりもします笑

●上記のモノ・コトより1つを選び、それを世の中で流行させる仕組みを考え、
 自由に表現してください。

この設問は超難問です。というのも、要するにこの設問で問いたい素養は、
コンテンツを作り、それをヒットさせるプロモーションプランを考えろ、
要するに「実務をやれ」と言われているのです笑

考え方としては、その熱くなるモノ・コトの真の価値を考え、
世の中の空気感を読み解き、どういうモノ・コトが流行りやすいのか、
などなど独自の見解を加え、そのもともとの価値を
どういう価値に変換すれば世の中の風とマッチするか、
というところのクリエイティブさが問われると思います。
しかも、松竹だから人間の心を読み切って流行らせることが
欲を言えば重視されている気配もします。

以上、非常に個人的な見解でしたが、参考になれば。
残念ながら今日締め切りのはずです笑
受験生の皆さん、頑張ってください^^