私とは別の会社なのですが、新卒一年目の後輩と飲む機会があり、
単刀直入に言うと会社辞めたい、転職したいと言うのです。
まだ配属されて半年も経っていないぐらいの時期です。

私などはもう社会に出て10年を超えてきますので
新卒の頃の気持ちなど忘れ始めている頃ではあるのですが、
それでも私にも身に覚えがあります。

正直、一日たりとて会社には行きたくなかったことを覚えています笑

それはやはり大学時代のゆるゆるした生活からは一変し、
自分が好きでも無い人達と無理矢理チームを組まされて
仕事をしていくことのストレス。
そもそも朝寝ていられないこともストレス笑
様々なストレスがあったことを覚えています。
恐らく多くの人達が同じような気持ちで一年目を過ごすんでしょう。
そうでない人はとてもラッキーな人なのかもしれません。

さて、その辞めたい、転職したいと言っている後輩は女性です。
話を聞いていると色々とそういう気持ちになる要因が見えてきます。
ぶっちゃけて言うと、彼女の場合は完全なるミスマッチだと私は思いました。

今やっている仕事に未来が感じられない、とのこと。
つまり世の中的な需要が自分のやっている仕事に対してそのうちなくなる、
もしくは大きく縮小してくることに対する漠とした不安です。

言っていることはよくわかるのですが、厳しい言い方をすれば、
そんなことははっきり言って、就活の時点でわかっておくべきことです。
従って、企業の採用ブランディングや、親や友人といった、
ありもしない世間体を気にして就職した結果、
実際の経営をとりまく環境の実態を知ってミスマッチを起こした。

いつまで経ってもこの就職における新卒のミスマッチはなくなりません。
なくす方法は確実に存在しているのですが、
今の大学の教育、というか日本の教育でそれを教えてくれる先生は
ほぼ存在しないし、教えてくれる大人すらほぼ存在しないのです。
だから、もっとマクロな視点で仕事や会社を選ぶべくなのに
実際問題それができなくてミスマッチ。残念な話です。

とは言え、彼女の場合は就職してしまったのです。
そんなことは就活の時点で分かってろよ、というのは手遅れです。
どうやって就活をするのが良いのかという話は
また別途濃厚に書くとして、こうなったら
どういうアクションを自分は取るべきか、という話を考えるしかありません。

彼女は職場の同僚には恵まれているそうなのですが、
同僚に恵まれないためにそこがストレスになってしまう人も多いです。
そういう人起因で辞めたいということであれば
それは意外と3年程度で解決すると言われています。
つまり、自分か、その嫌いな相手が人事で動く可能性が高いからです。
もちろんこれは一般論ですので過信は禁物ですが
仕事ややりがいはバッチリ自分に合っているんだけど
人の問題だけが厳しい、ということであれば、
相手が動くのを待つか、異動希望を出す等で3年で解決可能です。

ただ、彼女の場合は人起因じゃなくて、辛い。
これまた一般論ですが、辛い経験をしている人の方が、
後々その才能が開花するケースが多いのもまた事実でしょう。
このようなケースには二通りあって、
辛いんだけど、自分が仕事ができるようになれば、
きっとこの仕事は楽しいんだろうな、と思えるケースが一つ。
これは周りの先輩達が楽しそうに働いているかどうかで判断できます。
もう一つのケースは、社内に尊敬できる人がいるケース。
ああいう人になりたい!という気持ちがやりがいに繋がります。

さて、彼女の話に戻ると、このケースに当てはまるらしいのです。
同僚には恵まれ、尊敬できる人もいるとのこと。
ここまでくるとただのわがままなんじゃないかとすら思えますが、
あと一つ、辞めたい、転職したいという気持ちの度合いを
確かめる考え方があります。

それは…

Sponsored Link

「自分自身が人生をどうしたいか」という目標と照らすことです。
「自分自身、こういう人になりたい」という目標でも良いです。

直接的には仕事とは関係無い目標かもしれませんが、
人生的な、哲学的な視野で考えて見ることです。

楽しそうに働いている人は、例外なく、
「自分の目標を達成するために仕事を利用している」んです。
仕事を利用している、もしくは会社を利用している、とも言えます。

今の彼女は「働くために働いている」のです。
やらされている仕事が楽しいはずありません。
自分でやりたい仕事は何時間でも働けます。
(もちろん働き過ぎはよくないですが)

今自分がやっている仕事が、
自分という人間が持っている目標のどの部分に絡んでいるのか、
そこを考えながら働くのがデキる人です。

その上で…

彼女の仕事がその目標と全く交わるところが無いのだとしたら、
それは本当に辞めたり、転職したりする時なのかもしれません。
今時、ずっと耐え続ける、という時代でも無いのかもしれません。

私からは、会社を利用しろ、仕事を利用しろ、
というメッセージを授けましたが、
さて、どうなるか。