随分前から政治アイドルなる町田彩夏さんという方が
電通のセクハラ面接を自身のTwitterで告発されていて、
この度TBSでも取り上げられたことで
さらなる話題となっているようです。

ところが案の定と言いますか、この手の告発は
被害者(町田彩夏さん)の二次被害を生んでしまってますし
この告発で電通、もしくは全ての企業の就活面接における
セクハラが無くなるのかというと甚だ疑問です。
その理由は以下で述べていきますが、
私の考えでは影響力ある女性が世の中に対して
セクハラを告発することで効果があるフェーズというのは
はあちゅうさんあたりでもう終わっていると思っています。
ここから先は、後で述べる「真の解決策」を講じていかないと
不用意な告発はただ二次被害を生むだけとなってしまいます。

ちなみにはぁちゅうさん式の相手を抹殺するタイプの告発や
「#Me Too」の運動は、相手を抹殺することや、
セクハラ被害の話題化には成功
(どちらもある局面では非常に重要なこと)しますが、
根本解決にならないことは既にコチラで述べてます

では、真の解決のためにはどのような策を講じれば良いのか。
世の中では偉い人が沢山色んなことを言っているようですが
私は綺麗事抜きにして、現実的な策を考えたいと思います。
そのためにはなぜ男性が女性にセクハラするのか、
という真因を考える必要があるので少し見ていきます。

男性が女性にセクハラするのはなぜなのか。

私は綺麗事抜きで書きますので批判承知で書くと、
その理由は「動物的な本能」にあると思っています。
そういうことに興味を覚え始める中学生とか高校生とか、
もはや変態のようにそういう話ばかりしますし、
とにかく男性は女性から見たらバカであると心得ましょう。
つまり、そもそもの前提として男性によるセクハラを
無くすというのは本能的に無理がある、という立場です。
このことはどこかの学者さんも言ってたはずで(そして誰か失念)
男性にとって強烈な自分ごと化が為される手を打たない限り
セクハラというのはなくなりません。
その意味で、町田彩夏さんの告発は無意味なのです。

まず一つの前提として、男性は本能的なレベルで、
隙あらば女性にセクハラしようとしている。
もちろんそうでない例外が沢山あることは承知していて、
それもすぐ次の段落で書きますが、
とりあえずそのような前提に立っておいた方が身のためです。

じゃあその例外とは何なのかというと、
どうやらその例外が起きている現場には2つの変数がありそうです。

1つ目の変数は、男性の「理性」です。
隙あらばセクハラをしようとする男性ですが、

「今こういう発言をしたらセクハラになってしまうな」

とか、

「こういうことを言ったら相手を傷つけてしまうな」

という「理性」が男性に働く場合があります。
その場合、発言は為されないか、言い方を変えて会話が進むので
セクハラは成立しなくなるという「例外」が発生します。
こちらに関しては被害者側としては対応のしようがないです。
強いて言えば「理性」がありそうな男性とお話すること、となります。

2つ目の変数は男性の「モテ度合」です。

モテる男性はセクハラ発言をしても
ギリギリ許容される可能性が高いというのは厳然たる事実です。
これは男性側のコミュニケーション能力が高く、
相手に何を言えばどういう反応が返ってくるかを
読み切る力に優れているためと考えられます。
事実として、セクハラは相手がどう受け取るかが全てです。
即ち、同じ発言をしてもある人にとってはセクハラ認定され、
また別の人にとっては何とも思われずにセクハラ認定されない、
という事例は枚挙に暇がありません。
コミュニケーション力というものを仮に
「相手の言語で話す力」とでも定義するとすれば、
「モテ度」が高い男性というのはコミュニケーション力に優れ、
相手に合った言語レベルで話すことができるために
例外的にセクハラが成立しません。

この2つ目の変数が結構重要でして、
逆に言えば、「モテ度」が低い男性は
コミュニケーション力が低いと言えてしまいまして、
そうなるとセクハラが起こる確率が高まります。
恐らく町田彩夏さんの面接官は
「モテ度」が低い男性だったことが推察されます。
というか、大体おっさんはモテませんからね笑

さて、このメカニズムを理解しておけば、
女性としてはどう対応すればセクハラが防げるのか、
その輪郭は少しずつ見えてくるはずです。

少なくとも、SNSでの告発という一斉同報という手段は
真の解決には全く寄与しないということはわかるはずです。
多くの男性からすれば、

「ああ、また同じ話か」

ぐらいにしか思われず、
全く自分ごと化されずにスルーされて終わりです。
さらに言うと逆効果です(その理由も後述)。

だとすると、もう打ち手は一つしかありません。
具体的な打ち手については以下で書いていきます。

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マスに対する同一内容同報は自分ごと化されませんので、
セクハラをなくすには
One to Oneでやるしかないのです。
セクハラされたなと思ったらその場で相手に言うのです。

「気持ち悪い」

と。

女性が言う「気持ち悪い」は男性には効果覿面です。

「『気持ち悪い』のでそういうのやめてください」

セクハラされたらその瞬間に声を上げてください。
本当に気持ち悪そうに、汚いものを見る、
軽蔑に溢れた蔑む目で言ってやってください。

これは多くの男性に効果がある方法ですが、
特に、セクハラ発生源となる可能性が高い
モテない男性に対して絶大な効果を発揮します。
そもそも彼らは自分がモテていない原因が
コミュニケーション力の低さに加えて、
(気持ち悪い)見た目にあるということも
心のどこかで認識しています。
そこに対して女性の「気持ち悪い」という言葉はかなり凶悪です。
もうセクハラされたくないと思うなら臆せずやってください。

逆恨みされないかという心配ですが、
その心配をしてSNSに投稿するという行為の方が、
効果が出ない上に二次被害を生むので逆効果です。
今、世の中的にはセクハラ許すまじという空気になってきてます。
それは他でもなく、影響力あるはあちゅうのような女性が
電通で学んだPRやコピーライティングの手法を駆使して
セクハラ被害を話題化することに成功したからです
(まぁ、あの時の主目的は岸勇希氏の抹殺でしたが)。
だからこそ、今、セクハラが起こる現場で
女性は声を上げて良い雰囲気ができているのです。
今、現場で声を上げないで、いつ声を上げるのか。
現場で声を上げずに、後になって昔のことをSNSで呟くのか。
だとしたら何も変わらないことを断言します。

SNSがこの問題の解決に寄与するとしたら、
それは現場で被害女性達が声を上げやすくなるという
その空気感作りに尽きます。
セクハラを無くすこと自体には決して寄与しません。
その理由は上で述べて来た通り、
セクハラは例外が起きない限り必ず発生するからです。
本当に無くすには、起きたその場で男性に意思を伝え、
しっかりと自分ごと化してもらうというが最大の解決策です。

地道ではありますが、長年に渡って変わらなかったものを
全く違う方向に変えるためには時間がかかるものです。
水が沸騰する時の泡のように、まず一つ、そしてまた一つと、
少しずつ変えていくしか方法は無いと思います。

はあちゅうさんや町田彩夏さんが身を呈して
話題化に成功させました。
ただし、それ自体はセクハラの消滅には全く寄与しません。
セクハラ許すまじという空気感の醸成に寄与したのです。
ここから先は、現場が勝負です。
一番やってはいけないことは、現場で声を上げず、
後からSNSで告発することです。
被害女性に影響力があるなら悪い方法とは言いませんし、
相手を抹殺することだけが目的なら良い方法かもしれません。
でも大部分の女性には影響力ありませんから、
基本的には無意味な手段と思った方が良いです。
つまり告発は手段であって目的ではありません。

どうも手段の目的化が危惧される感じがするので、
この記事を書いておきました。

物事が良い方向に進みますように。