世の中、詐欺師というものは次から次へと出てくるもので、
当ブログでも紹介している自称元電通の
藤沢涼という詐欺師は有名ですが、最近、瀬尾恵子という
自称元ゴールドマンサックスの詐欺師もにわかに現れました。

この2人の詐欺師に対する電通とゴールドマンサックスの
対応の差というのが非常に味わい深いので紹介します。

ゴールドマンサックスは、この詐欺師の登場を確認すると、
即座に瀬尾恵子という人物はゴールドマンサックス及び
その関係会社に在籍した実績が無いことを発表。
この人物がやっていることを詐欺と断定し、
騙されないようにという注意喚起を
自社のホームページ上で発表。一蹴しました。

瀬尾恵子氏の主張によれば、この名前は旧姓であり、
在籍時とは違う名前なのである、ということだそうです。
それを受けてなのかはわかりませんが、
ゴールドマンサックスのホームページから
瀬尾恵子の名前はなくなりましたが、
依然として明らかに当該人物を意識した
行為が詐欺であるから注意せよという
リリースを掲出したままとなっています。

これ、実に外資系らしい対応だなと思います。
瀬尾恵子氏が本当にゴールドマンサックスに
在籍していたのかどうかは分かりません。
いずれにせよ、今や完全に自社と無関係の人物が
ゴールドマンサックスの名前を語って
商売することは許さない、という姿勢ですね。
実に外資らしいし、企業として当たり前の対応だと思います。

一方で、詐欺師藤沢涼に対する電通の対応はどうでしょう。
以下でみていきましょう。

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藤沢涼も、数々の詐欺案件を手掛けていることで有名で、
実際に被害者の声も出て来ていますので
詐欺と断定することは容易です。
加えて、藤沢涼という名前も偽名ですから、
その名前と顔で電通に在籍した事実はありません。
従って、ゴールドマンサックス同様に、
電通も、藤沢涼という人物が電通および
その関係会社にいたという事実はありません、
というリリースを出すのが筋というものです。
そしてこれまたゴールドマンサックスと同様に、
電通の名前を語った詐欺にご注意ください、
ということもしっかり付け加えるのが筋です。
まともな企業ならそうするでしょう。

ところが実態として、
電通は何もリリースを出していません。
完全に藤沢涼という詐欺師を泳がせているのです。
これは非常に興味深い事実だと思います。

藤沢涼と瀬尾恵子の芸風は異なります。
瀬尾恵子はゴールドマンサックスを語り、
案件に真実味を付加することによる詐欺で金を稼ぐ。
一方で藤沢涼は電通の悪口を言うことで集客し、
詐欺案件に引き込んで金を稼ぐ。
これらはちょっと性格が異なりますし、
この芸風で藤沢涼という詐欺師を泳がせる電通は、
本当に懐が深い会社だなぁ、実に日系企業だなぁ、
という印象を持たずにはいられません。

というのも、当たり前ですが、瀬尾恵子のように
ゴールドマンサックスが瀬尾恵子などおらず、
詐欺だから気をつけなさい、などと言ったらば、
瀬尾恵子からしたら商売あがったりです。

対する藤沢涼も、電通の悪口を言うことで
お金を稼いでいるというのが実情ですので
電通が藤沢涼という人物は
在籍していないという事実を言ったり、
電通を語る詐欺に気をつけろなどと
本当のことを言った日には
藤沢涼の商売はあがったりです。
なんなら、藤沢涼のリアルビジネスに関する知識は
極めて浅いし、書いていることに明らかな嘘も多いため、
恐らく電通側が訴えたら藤沢涼は敗訴するでしょう。
にも関わらず、電通はそれをしないのです。
藤沢涼が稼げなくなってしまって可哀想だからですね。
なんて大らかな対応なのでしょうか。

ただ、藤沢涼を詐欺師として糾弾しない電通にも、
藤沢涼がここまでのさばってしまった責任があると思います。
しっかりと電通も、ゴールドマンサックスのように、
自社と無関係な人間に対していかにも外資的で
ドライな対応をするべきだと思います。
そうしないと、どんどんまた藤沢涼による
詐欺被害者が生まれてしまいますから。

企業によってこうも対応が異なるのかと、
非常に興味深く見ていました。
外資と日系の差、面白いですね。