新幹線での事件が起こって、日本も随分物騒になったものだと
感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
本件以外にも何やら子供への虐待があったりだとか、
気持ちの良くない事件が最近なんだか多いです。
もちろんそれでも諸外国に比べたら
圧倒的に日本は治安が良いわけですが、
一昔前に比べると物騒な事件が増えてきた印象は拭えません。

実は最近中国に行く機会が多くて飛び回っているんですが、
そこで感じていることと最近の日本の状況が
何となくリンクした感覚があったので、
そのお話を今日はシェアしたいと思います。

私が中国に対して持っていた偏見を
完全に覆してくれた都市が杭州です。
そもそもどんな偏見を持っていたのかと言うと、
テレビ等のマスメディアでたまに放送されるような
所謂ステレオタイプな中国像を思い描いていました。
つまりまぁ、街中が汚くて、日本人を毛嫌いしていて、
トイレに人権は無く、礼節を知らない、そんな感じです。

イギリス時代に香港に行ったことを除けば、
私の始めての中国体験は20年ぐらい前の上海が
最初の記憶なのですが、この時の上海は
確かに上述した私の偏見と当てはまっていました笑
バスターミナルのトイレなんてもう、
壁はほとんど無かったし、
ここでは書けないレベルで汚かった笑
街中なんだかみんな喚いているぐらい五月蝿いし、
お姉さんは床に唾を吐きまくってるし笑
ああ、やっぱり中国ってこうなんだな、と笑

ところが数年前に行った杭州は、
そのイメージの真逆を行く都市でした。
トイレも綺麗だし、西湖周辺の自然も豊か、
人々もなんだかお金持ちそうで、
フェラーリを始めとする外車も走ってるし…
そう、生活面だけ見れば、間違い無く先進国と
全く同じ生活をしていました。

その後も、上海含めて沿岸部の都市を
旅行やら仕事やらで行き続けるわけですが、
やはり沿岸部は先進国と何ら変わらない暮らしです。
むしろ、日本よりも遥かに活気があり、
栄えているのは疑いようがない事実です。
(内陸は知りませんw)
もはや世界トップクラスの豊かさになっています。

そして、最近、衝撃を受けた某都市があり、
ここは過去2回行っています。
最初に行ったのはやはり数年前、
最後に行ったのはつい最近です。

そこで見たものは…

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ちなみにその某都市とは西安なんですが、
相変わらずそこで暮らす人達は豊かな生活をしてまして、
その豊か度合いが数年前と比べてさらに増していたのです。
数年前に来た時も、非常にレベルの高い先進国だなという
感想を持って日本に帰国しましたが、
さらに進歩していました。

まず、あの中国人が、列に並ぶようになりました。
これは数年前の中国では考えられないことでしょう。
さらに言えば、エスカレーターに並ぶ時とか、
デパートに入る時の扉とか、
なんと道を譲ってくれるようになりました。
これも過去には全く考えられないことです。

逆に、道を譲り返した場合、
しっかり笑顔で感謝を伝えてくるようになりました。
レストランでのサービスレベルも日本と変わりません。
トイレも異次元の綺麗さです。
(まぁ、トイレそのものは日本が最強ですがw)

中国人はこの手の礼節が一切ありませんでしたが、
今や当たり前のようにできるようになりました。
日本人は、中国人にこの手のことができないという
偏見を持っている人が多いと思うのですが、
既に日本人と同じレベルにある人が激増しています。

一方で、日本人のマナーは年々悪くなっている気がします。
先日も日本でお祭りに行ったのですが、
子供の前で床にゴミを捨てる母親とか普通にいますし、
中国人なのかな?と思って話を聞くと完全に日本人です。

この数年で日本と中国で何があったのかと言えば、
やはり経済の発展度合いが物を言いそうです。
中国は確実に豊かになりました。
特に沿岸部は非常に豊かな暮らしをしている。
一方の日本は人口が減り続け、国としての元気は
もはや逓減していることは明らかで、
給料も世界の先進国から比べると激安の部類です。
そういえば話はズレますが、何か世界的な広告を
作りたいと思った時に制作費を一番安くすませる方法は、
日本人のクリエイターを値切って買い叩くに尽きます。
それぐらいに日本の人件費は安い。

それはそうと、何が言いたいかと言うと、
中国は、衣食足りて礼節を知ってしまったのです。
日本はどんどん貧しくなる国ですので、
礼節を失うのです。そして、おかしな事件が増えるのです。
お金がなくなると、心まで貧しくなってしまうのですね。
これから先の日本は、本当に注意です。
昔の中国のようになってしまうのではないかと、
危惧しています。