何やらJASRACのことが話題になっていたので
今日はそのことについて書いてみたいと思います。

ちなみにどう話題になっていたのかというと、
音楽教室からJASRACが著作権量を徴収すると
発表した当たりからまぁこれ非難の雨霰w

確かに普通の利用者感覚では理解に苦しみます。
そもそもJASRACは必要なのか。
必要だとしたらその理由は何なのか。
ネット上ではとにかくJASRACはカスラックであって、
何が何でも絶対悪なのである!という主張しかなく、
逆の視点、つまりJASRACが必要であるでという立場で
書かれていた記事がほぼ見当たらなかったので
自分の勉強のためにも超簡単に調べてみました。

1:JASRACの仕事
2:非難される理由
3:電通との共通点
4:まとめ

こんな感じで見ていきましょう。

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1:JASRACの仕事

これは言うまでも無く、
作詞家や作曲家といった著作権者の著作権の管理です。
著作者の気持ちになればわかることですが、
そりゃあどっかで勝手に自分の著作物が
無料でパクられたり勝手に意図しない形で
使われたりしたらたまったものではありません。
だからといってそのあたりの追跡とか、
もしも変なところで使われた時の対応とか、
とてもじゃないけど自分だけではできるわけありません。

だから、そのあたりの超面倒くさい作業を
ワンストップで代理してくれるのがJASRAC、
ということになりそうですね。
とりあえず、超簡単な業務内容の紹介ですが、
これだけ聞くと、JASRACが必要か必要じゃないかと
言われれば、これは必要という答えになると思います。

2:非難される理由

で、じゃあなんで非難されるのかというと、
先の音楽教室の著作権料徴収の件からもわかるように、
「手当たり次第に金を取りまくっている!」
というイメージを皆が持っているからだと思います。
実際、そういうコメントはネット上に多い。

手当たり次第に、ということは正確にはデマですね。
音楽教室からの著作権料徴収が手当たり次第に見えるのは、
肌感としては凄くよくわかる。私も一般市民としてそう見える。
でも、著作者の立場に立つと、ここは微妙なラインでしょう。
著作者の中には、それぐらい自由に使ってくださいよ、
という人もいれば、いやぁ、自分の楽曲使うなら
やっぱりお金払ってもらわないと…という人も、
膨大な著作権者の中には絶対いるはずで、
JASRACとしてはなかなかに難しい意思決定になりましょう。

要はそこの部分をもう少しうまく整理して
運用方針を利用者だけじゃなくて
一般市民も含めて適切に周知することができていれば
多少は非難は少なくなっていたかもしれませんね。

要は、JASRACが必要なのは間違い無いんだけど、
あまりに社会に対してその意義を分かる形で
周知してこなかったし、ネット上のデマに対しても
積極的に反論することもなかったわけですね。
本来であればネットで言われていることが
デマなのであれば(素人目にも明らかなデマはある)、
それに対しては名誉毀損で訴えるというのももちろん手でしょう。
まぁ、イチイチそんなものに取り合ってられない、
というスタンスだとはもちろん思いますがね。
とにかく、自分達の必要性の説明不足なんだろ思います。

3:電通との共通点

と、ここまで考えてきたら、電通のことを思い出しました笑

この会社も基本的には同じ構造だと思います。
電通は広告代理店ですから、広告主の広告作業を代理します。
これ、広告主の立場を想像すれば、もしも電通の力無しで
全てのテレビ局や出版社、あるいはウェブサイトの運営者に
連絡を取りながら適切な形で広告をするとなれば、
これはメチャクチャ大変な作業となってしまいます。
CM制作だって徹夜の連続ですよね、多分。

だから、電通という会社は広告主が面倒臭がる、
このあたりの全ての作業をJASRACと同様の考え方で
ワンストップで代理している、という構造のはずです。
作業量が膨大になるため、広告主の代わりに
電通の方で過労者を出すことで広告主を守るわけですね。
つまり、著作権者にとってJASRACが必要なのと同様に、
広告主にとって電通は必要な存在、ということです。

4:まとめ

恐らくJASRACや電通が無くなれば、
著作権者や広告主は超困ってしまうはずです。
一般市民からすればそこまで困らないかもしれないけど、
世の中はかなりつまらないものになる気がします。
まぁ、つまらないものになるだけだとすれば
無くても良いんでしょうけど、楽しい方が良いですね笑

ということで、私とて両手を挙げて存在に賛成!
もしくはこれらの組織のやり方全てに賛成!
とはいきませんけど、必要か必要じゃないかで言えば
意外にはネット上の意見とは真逆で、
必要の方に分があるのではないか、
というのが超簡単に調べたところでした!